明けましておめでとうございます
いち年が無為に過ぎたる心地して致し方なく雪空見あぐ(龍)
平成21年の元日は雪。庭の木も折れるくらい重たい雪の元日になりました。いつもなら、雪掃きに出るのですが、昼過ぎにお屠蘇を飲み過ぎ、ついにそれどころではなくなってしまいました。
雪の降り方にも静かな降り方と賑やかな降り方があります。元日の雪は賑やかな降り方で、屋根よりせり出した重たい雪がドスンドスンと落ちてきます。また、降りながらも熔けてゆくらしく、樋を流れゆく音も賑やかです。
新年の雪踏みしむる足跡のひとつポストに続きてゆけり(龍)
庭には、足跡がひとつ。新聞配達の人の足跡です。ポストには重たいほどの新聞の量。どの頁にも2009年1月1日。暗い年の始まりです。
雪の上をよく見ると、小さな獣の足跡が裏山の方へ点々と続いています。一昨年来、毎晩のようにイタチが来て、何やら庭を徘徊したあげく、赤い木の実の混じった糞をしてゆきます。軒の下まで来て、嫌がらせのように置いてゆくこともあります。今度出会ったら、「もっと良い物を置いてゆけ」と言ってやろうと思うのです。
庭に来て木の実の糞をおきてゆくイタチは村を捨てるなと告ぐ(龍)
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